藤井聡太 竜王戦3回戦に進出! 第32期竜王戦決勝トーナメント
6月28日(金)第32期竜王戦決勝トーナメント2回戦、藤井七段対近藤六段戦が行われ、藤井聡太が勝利しました。 勝った藤井七段は次戦(7月5日)で久保利明九段(1組5位)と対戦します。 第32期竜王戦決勝トーナメント 藤井聡太七段( 4組優勝 )対近藤誠也六段(5組優勝)の対局は、大阪の関西将棋会館「御上段の間」にて、6月28日の午前10時より行われました。 持ち時間は各5時間。先後は振り駒の結果、と金が3枚出て近藤六段の先手に決まりました。 藤井聡太七段と近藤誠也六段は今年の2月5日にC級1組10回戦で、対戦しました。 この対戦は近藤誠也六段が勝利し、その結果近藤誠也六段がB級2組に昇級し、藤井聡太七段は昇級を逃しました。 両者の対戦成績は藤井聡太七段の3勝1敗になっています。 本対局は96手目、後手8六香にて、近藤六段が投了しました。 終局時刻は午後8時7分。消費時間は藤井七段が3時間48分、近藤六段が4時間9分でした。 藤井聡太七段は終局後、タイトルへの思いを聞かれ、 「竜王戦は初めて1組の先生と対戦できるところまで来れて、こちらとしては思い切ってぶつかっていけます。目の前の戦いに全力を尽くしたいと思います。」 と、答えています。 近藤誠也六段は 「誤算があって、攻めを受けきれなかったです。」 と、インタビューに答えました。 藤井聡太七段にとっては、2月の順位戦での敗戦のリベンジを果たした対局になりました。