ひげ剃りについて <どんな髭剃りにも哲学がある> フェザーサムライエッジ



「どんな髭剃りにも哲学がある」という言葉が出てくるのは村上春樹の小説「1973年のピンボール」です。

「1973年のピンボール」

バーのマスターのジェイは言います。
 「人はどんなことからでも努力さえすれば何かを学べるってね。どんなに月並みで平凡なことからでも必ず何かを学べる。どんな髭剃りにも哲学はあるってね、どこかで読んだよ。」
 
 この言葉のように男性にとって髭剃りはひとつの哲学であると思います。私が髭剃りについて思うことを書いていきます。

 もともと電気シェーバーより、カミソリ派の私はいろいろなカミソリを使ってきました。(電気シェーバーはどうしても剃り残しができてしまうイメージがある)
 
 最初はコストを考えて、使い捨て安全カミソリを使っていました。BICなどは、切れ味も良いし、好んで使っていたのですが、うまく手に入らなくなってきて、替刃式に変えていきました。

 一時はフェザーのステンレス1枚刃の両刃カミソリを使ったこともありました。
 これは、おじいさんの世代が使っていたもので、値段が安いのが良かったのですが、ステンレス刃の薄さが気になってきてやめました。
 
 替刃式では、シックとかジレットは高いので、より安いフェザーのFⅡやMR3を使いました。(それでも替刃は高いです)

 フェザーサムライエッジ


 最近はフェザーのサムライエッジを愛用しています。剃り心地にはまあ満足しています。すごく剃り心地がよいとまでは言えませんが、私の中ではベストの選択です。

 替刃8個入りがアマゾンで1,258円(現時点での値段)で1個200円を切るので、安いと思います。
 使い捨てのあまり切れないカミソリを使うより、確かに切れるカミソリは気持ちのよいものです。

 替刃を使っていると、いつ替えるのかというのが問題になります。最初は切れていても、使っていくうちに切れなくなってきます。我慢をすれば長く使えるのでしょうが、切れなくなると刃をあてると、痛く感じるようになります。
 そこで、だいたい10日から2週間ぐらいで替えることになります。

 旅行の時は貝印の2枚刃のジェットⅡを使っているのですが、これは意外と切れ味が良いです。同じ貝印のX Fitという製品を試したのですが、これは切れ味が悪かったです。

 何に対しても言えることなのですが、カミソリのレビューも良い評価と悪い評価に別れます。自分の中でも、年月を経るごとに良いと思うものが変わっていきます。

 本当に求めている剃り心地


 本当に求めているのは、街の床屋さんの、安全カミソリでない本当のカミソリの、肌も切れるほどの剃り心地でしょう。

 自分で、そのカミソリを研いで、時間をかけて髭を剃るのが一番の理想です。

 安全カミソリも、電気シェーバーもその理想を擬似的に追いかけているだけなのでしょう。

 ですから、どこまで行っても本当に満足のいく髭剃りには到達できないのです。

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