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たそがれ清兵衛 映画 感想・レビュー ”たそがれ”というあだ名に隠れた剣豪の姿

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  2002年の作品であります。アマゾンプライムで見ることができます。  藤沢周平の作品は数多く映像化されていますが、この映画は私の最も好きな作品のひとつです。  作品の内容にふれているので、ネタバレに注意してください。  清兵衛は家族第一の侍である。平侍である。  “たそがれ“というあだ名は仕事が終わり、たそがれ時になるとそそくさとうちに帰っていく清兵衛のことを揶揄(やゆ)してついたあだ名である。  50石という扶持は貧乏といってよい石高のようだ。妻を病気で亡くし、二人の娘の成長を、貧乏をしながらも見守っていく姿は胸にグッとくるものがある。貧乏であっても娘の成長をそばで見届けることに特に幸せを感じるという。清兵衛は娘たちとの生活を不満には思っていないと口にする場面があります。  清貧という言葉があります。貧しいものは清いのです。  宮沢りえ演じる朋江と清兵衛の二人の娘との幸せな日々を描いていく場面はこの映画の重要な要素を表しています。  以前にNHKの「文豪ファミリア」という番組で、藤沢周平を取り上げていました。  藤沢周平(本名 小菅留治)の、奥さんは娘を生んでから、8ヶ月で亡くなっています。  業界新聞のサラリーマンであった留治は小説の中の清兵衛と同じ様に家事と仕事と両方をこなしていたそうです。「たそがれ清兵衛」はそんな留治の実体験から生まれた小説であるそうです。  清兵衛には戸田流の遣い手という、もう一つの顔がある。それは朋江の元夫の甲田との果たし合いで真剣の相手を棍棒で倒してしまうほどの腕である。  その腕は広く知られることになり、それにより、籠城した藩士、余吾善右門の追手として藩命がくだることになる。  田中泯の演じる籠城した藩士の余呉全右衛門が凄みがある。娘の骨壷から遺骨を取り出し、ポリポリかじるシーンなど追い詰められて、鬼と化した姿を見事に描いている。清兵衛に逃がしてくれと懇願し、清兵衛も話していくうちに相手の要求通りにしようと思う。しかし、清兵衛の刀が竹光であることを知ると、一転して清兵衛に刃を向ける。殺陣のシーンは迫力満点である。討ち果たされて「暗い」といって、舞うように倒れ伏すシーンは舞踊家である田中泯の指先まで神経を使った名シーンであると思う。  俳優陣も充実しており、名作であると思います。

財布のレビュー 二つ折りでないコンパクトな財布

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 財布へのこだわり  財布に対してはこだわりがあります。  まず、二つ折りではないことです。二つ折りはどうしてもかさばってしまいます。財布本体の厚みも二倍になります。  そうなると、財布の構造はチャックかホックになります。    財布の機能は十分満たしたものを求めます。  お札と、硬貨の入るポケットが必要です。  クレジットカードも四枚以上入れたいです。  私は財布の中に免許証も入れますので、そのスペースも欲しいです。電車の定期券も入れたいです。  この条件を満たす財布はあまり目にしません。  以前には、イオンの財布売り場で、golden bear  と decoy のこの条件に合う財布をみつけて、買ったことがあります。  しかし、このタイプの財布は常に在庫があるわけではありませんでした。  amazon でこだわりに合った財布をみつける  小さなこだわりですが、それに対しては常にアンテナを張っています。  何か探す時はamazonは欠かせません。  「財布 小さい」とか「小銭入れ メンズ」とか入力して検索します。  その中で、検索されたのが  「STREAM」本革 小銭入れ メンズ YKKファスナー 6ポケット エンボスレザー クロームなめし  です。    大きさは 7.5cm x10.5cmx2.5cm 72g です。2,480円でした。  画面では、カードの入る枚数がわかりません。また、実際の大きさがイメージとしてつかめません。  まだ、今まで使っていた財布が使用できるために、しばらくお気に入りに入れて放置しておきました。  それが、amazon タイムセールにかかりました。2,480円が15%引きで2,099円です。この機会を逃すことはないので、すぐに購入しました。  財布のレビュー  まず、気になっていた内ポケットのカードの収納枚数ですが、私の望む4枚が入りました。クレジットカード3枚とau walletカード1枚です。  反対側のポケットには免許証、図書館利用券(リライトカード)JAF会員証、クオカードなどを入れます。  内ポケットの片側には小銭を入れ、もう一方にはお札を畳んで入れます。小銭はかさばったら、すぐにお賽銭用の”がまぐち”に移します。

「女のいない男たち」村上春樹 感想・読後レビュー 村上春樹のコンセプト・アルバム的な短編集

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  「女のいない男たち」は2014年4月18日に文藝春秋より発売された短編集であります。  作者が前書きに本著の内容に触れています。この短編で描かれているのは文字通り「女のいない男たち」なのです。いろんな事情で女性に去られてしまった、あるいは去られようとしている男たちの話です。  ネタバレ注意  ここからは、小説の内容に触れていきますので、ネタバレに注意してください。  作品の内容  ドライブマイカー  運転に関する描写が細かい。  車の振動、シフトチェンジの滑らかな動きの中で、家福と渡利みさきの会話は行われる。  二人の会話と妻に先立たれた家福の回想でこの物語は語られる。  この作品が文藝春秋に掲載された際、  「火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう。」  という表現を使っていました。  これに対して、北海道・中頓別町の町会議員から「偏見と誤解が広がる」と抗議を受け、単行本では、架空の「北海道※※郡上十二滝町」と改められました。  しかし、村上作品の中に町名が残ったほうが町のPRになったのではないかと思います。  イエスタデイ  栗谷えりかの見た氷で出来た月の夢。とても儚くて、切なくて、美しい夢。  この話の登場人物は皆、知的で品があり、育ちの良さを感じる。  主人公の谷村、大阪弁を喋る木樽、栗谷えりか。 「何があろうとその繊細なアイメイクを損なうわけにはいかない」  このような言葉の紡ぎ方が村上作品独特の透明感を作り出していく。  独立器官  渡海医師が食を絶ち、痩せ衰えていく姿から、話としてはつながりがないが、上田秋成の「青頭巾」の鬼を連想した。ベッドの上で後藤の姿を何も言わず、目だけで追う渡海は強烈なイメージで死を連想させる。  シェエラザード  外界と隔てられた「ハウス」で、羽原の唯一の外界との接点となっている女が「シェエラザード」である。  シェエラザードの話には羽原を惹きつけるものがある。  前世はやつめうなぎであり、そして、湖の底で石に吸い付いて、ゆらゆら漂っていた。  彼女が高校の時、クラスの男の子の家に空き巣に入る話は、その女子高校生的な感覚にむせるほどである。  シェエラザー

藤井聡太対局速報 竜王戦豊島将之名人に惜敗! 第32期竜王戦決勝トーナメント

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  7月23日(火)午前10時より、関西将棋会館にて、第32期竜王戦決勝トーナメント 豊島将之名人(29)(二冠 (王位))対 藤井聡太七段(17)の対局が行われました。  互いに一分将棋の接戦を豊島名人が制しました。  豊島名人は1組4位のため、この対局が第32期竜王戦決勝トーナメントの初対局になります。藤井聡太七段は4組優勝で、近藤誠也六段 (対近藤六段戦) 、久保利明九段 (対久保九段戦) を破り、この対局にのぞんでいます。  持ち時間は各5時間、先後は振り駒の結果、「と」金が4枚出て藤井七段の先手となりました。  これまでの対戦成績は、同日放映の銀河戦を除いて豊島名人の1勝0敗(1千日手)です。(銀河戦は豊島名人の勝ち)  戦型は角換わり腰掛け銀となりました。  序盤は最近流行りの定石通り、先後同形となりました。  藤井は序盤に左に玉を囲いますが、後手の陣形を見て、中住まいに移動します。  終盤、互いに王手をかけあう局面にて、129手目藤井七段の1七飛が弱気な疑問手で、それに対して、2五桂があったと言われています。  この手から局面が豊島名人に大きく傾きました。130手目後手5五飛と飛車を切り、間違えずに先手玉を追い込んでいき、146手目豊島名人4六銀の局面で、一分将棋に入っていた藤井七段は40秒を読まれて、投了を告げました。  終局時刻は22時48分、消費時間は藤井七段4時間59分、豊島名人4時間59分でした。  勝った豊島名人は対局後のインタビューで、5五飛と飛車を切った局面で勝ちを意識した、と語っています。  一方、負けた藤井聡太七段は対局後のインタビューで  「動いていったんですが、的確に対応されて形勢を損ねてしまったのかなと思いました。本局に関しては駒がぶつかってから、読みの精度で差が出てしまった気がするので、そのあたりが課題かなと思います。力をつけて上を目指して頑張りたいと思います。(タイトルには)まだまだ力が足りない」と、答えています。  勝った豊島名人は次戦で1組優勝の渡辺明三冠(王将、棋王、棋聖)と戦います。

「風の歌を聴け」 村上春樹 感想・読後レビュー 村上春樹の小説デビュー作

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 「風の歌を聴け」は1979(昭和54)年発表の第22回群像新人文学賞を受賞し、同年5月発売の『群像』6月号に掲載されました。そして、同年7月23日に講談社より単行本化されました。  タイトルはトルーマン・カポーティの短編小説"Shut a Final Door"(最後のドアを閉めろ)の最後の一行”Think of nothing things,think of wind"から取られました。  この小説を書いたいきさつ  村上春樹は後年、エッセイ「走ることについて語るときに僕のかたること」の中で、この小説を書いたいきさつを書いています。  1978年4月1日の午後1時半前後、神宮球場のヤクルトスワローズ対 広島カープの試合の一回の裏、デイブ・ヒルトンがレフトヒットを打った時に、「そうだ、小説を書いてみよう」とひらめいたそうです。  「空から何かが静かに舞い降りてきて、僕はそれを受け取った」と彼は書いています。  その文章の中で、この作品を「1973年のピンボール」と一緒に「感覚的な作品」であると自ら評しています。  ネタバレ注意  このあとは、話の内容に触れる部分があるので、ネタバレに注意してください。  鼠との出会い  話は、村上春樹の前記作品の主要な登場人物の鼠と僕の青春物語です。特に鼠との出会いのフィアット600の事故の場面などは青春映画の一場面を見ているようです。  気の利いたセリフや箴言の羅列で、物語は進んでいきます。  コカ・コーラをかけたホットケーキ  ノーベル文学賞の発表の時期になると、よくハルキストが、ホットケーキにコカ・コーラを一瓶かけて、4つに切ったものを食べていますが、それは鼠の好物で、この小説の中に出てきます。  デレク・ハートフィールド  僕が影響を受けた、アメリカの小説家「デレク・ハートフィールド」はこの小説の中で、何度も出てきます。  この小説家が架空の存在であることを、このブログを書く時に初めて知りました。  団塊の世代  村上春樹は1949年生まれで、ちょうど団塊の世代にあたります。そのため、この小説にも、学生運動などが出てきます。  村上作品のエッセンス  文章のリズム感や、一見回りくどい表現や、次

テレビの購入 間違えて購入した商品の交換 HDDダブル録画

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 テレビが壊れて、新しく買い替えました。しかし、テレビの選択を失敗して製品を交換しました。大手家電ショップでは手数料なしで交換してくれました。その経過をたどっていきます。  テレビが壊れる  家のテレビがブチッという音とともに映らなくなりました。  保証書を確認すると2018年10月までです。私はエディオンの長期保証に入っているので、5年間使っていたことになります。  製品寿命が尽きたのでしょう。5年と9ヶ月です。家電は耐用年数を過ぎると壊れるようにできているようです。  エディオンで新しいテレビを買う   すぐにエディオンに行き、新しいテレビを検討しました。  今まで見ていたのが東芝のREGZAの32インチのもの(32J7)であり、その大きさがよいと思いました。  店頭で並んでいるものを見ると、画質の違いはひと目で分かります。SONYとかPanasonic、シャープとかは、よりきれいですが、値段も2万ぐらい違いました。中国メーカーとかドウシシャとかは安いですが、画質が粗いです。  今までも東芝ということもあり、店頭においてあるREGZAの「32S22」にしました。  32S22  テレビのセッティング  家に帰り、セッティングをします。  テレビを組み立て、B-CASカードを差し、アンテナ線をつなぎ、テレビ局のチューニングをします。  それから、USB端子にIOデータの2テラのハードディスクAVHDーU2.0Vをつなぎます。  ハードディスクは当然初期化します。  ダブル録画ができない  さて、番組を録画しようと思った時に、一つの番組は録画できるのですが、2つ目の番組が録画出来ません。  その時、はじめて新しいテレビでは今までできていたダブル録画ができないことに気づきました。  新しいモデルには、ダブル録画機能が当然ついているものであると思い込んでいたのです。  テレビが、HDDでダブル録画できるかどうかはチューナーの数によって決まります。今回の新しいテレビは録画しながら、他の番組が見れるというものでした。つまり、録画用のチューナーがひとつと、視聴用のチューナーがひとつの、2チューナーの仕様でした。  ダブル録画をするためには、もうひとつチューナーが必要になります。最低3

「罪の声」塩田武士 感想・読後レビュー テープの声の子供のその後

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 「罪の声」は塩田武士 原作のサスペンス小説です。2016年講談社刊行です。グリコ森永事件をモチーフにしています。  2016年週刊文春ミステリーベスト10国内部門1位、第7回山田風太郎賞受賞、2017年本屋大賞第3位、など数々の評価を受けています。  2020年に小栗旬、星野源等のキャストで映画の公開が予定されています。  本文中で、小説の内容について触れていますので、ネタバレに注意してください。  グリコ森永事件  この小説はグリコ森永事件という、1984(昭和59)年から1985(昭和60)年にかけて阪神を舞台に食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件をモチーフにしています。  その時、身代金等の受け渡し場所を指示した録音のテープに子供の声が使われていました。その子供の声が、残酷な事件とアンバランスで、人々の印象に残りました。  その声のことを本の題名にしているようです。  装画について  この本は、まず、装画がとても印象的です。くすんだ地下通路を思わせる薄い土色の壁に、大人のドクロとそのドクロを見上げる人形を思わせる子供の像が浮かび上がっています。この絵はこの小説の内容を暗示しているかのようです。  あらすじ  テイラーの曽根俊也は自宅で一本のカセットテープをみつけます。そして、それが「ギン萬事件」で使われたテープの声と同じものだと気づきます。そして、それは俊也の幼いときの声だったのです。そこから、俊也は自分と「ギン萬事件」の関係を調べていきます。  一方、大日新聞の文化部の阿久津英士は社会部の鳥居から、「ギン萬事件」について取材するように指示を受けます。  二つの捜索が並列して描かれていきます。  話が進んでいくと二人の取材が重なり合い、共同で事件の真相に迫っていきます。  そして、クライマックスを迎えるのです。  フィクションと現実  フィクションと、実際の事件が混在して描かれており、どこに境目があるのかわからなくなります。  しかし、実際の事件の衝撃性、ドラマ性、存在感をもとに、その謎解きをフィクションの中で、最大限に再現してみせたものであると思います。  子供の声のその後  テープには3人の子供の声が使われていました。その声の子供の31年たった、その後がこ

藤井聡太対局速報 順位戦A級棋士佐藤康光九段に勝利! 第69期王将戦二次予選 藤井聡太七段が佐藤康光九段を破る

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 7月18日に第69期大阪王将杯王将戦二次予選1回戦、佐藤康光九段対藤井聡太七段の対局が行われ、141手で藤井聡太七段が勝ちました。  第69期大阪王将杯王将戦二次予選、1回戦の開幕戦、佐藤康光九段(49)対 藤井聡太七段(16)の対局は、7月18日(木)の午前10時より、東京将棋会館「特別対局室」で行われました。  持ち時間は各3時間、先後は振り駒で決められ、「と」が4枚で、藤井七段の先手となりました。  藤井聡太七段は一次予選で、池永四段、森内九段、北浜八段、千田六段( 千田六段戦 )を破り、二次予選に進出しています。  佐藤康光九段はシードのため、王将戦は二次予選からの対局です。  佐藤康光九段は、日本将棋連盟の会長で、タイトル獲得13期、順位戦A級の実力者です。独創的な作戦を多用するスタイルが持ち味です。  両者は本対局が公式戦初手合となります。  王将戦はこの二次予選を勝ち進んだ3名が王将リーグに入り、前王将の久保九段、前期残留の糸谷八段、広瀬竜王、豊島名人の4人と合わせて、7人でリーグ戦を戦います。  リーグ戦で勝ち進んだ棋士が渡辺明王将と七番勝負を戦います。  対局は一進一退の攻防になり、大駒の取り合いの後、秒読みになった時点から、互いに王手をかけあい、佐藤康光九段は駒が足りず、藤井聡太七段は寄せ切りました。  対局は141手で佐藤康光九段の投了となりました。  消費時間は藤井2時間59分、佐藤2時間59分、終局時刻は18時17分でした。  終局後、藤井七段は「バランスを取ることができず、苦しい展開だった。一局一局を力を尽くして指していきたい」と語っています。  佐藤康光九段は「想定していない展開が続いた。こちらが良い局面もあったと思うが、新しい時代の感覚というものを感じた」と語りました。  勝った藤井聡太七段は次戦で中村太地(たいち)七段(31)と対戦します。

DIY 壁紙の角部の破れの補修ーL字アングルで手軽に補修

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 出っ張った角部の壁紙は、どうしても物が当たったり、擦れたりするので、破けやすいです。  そんな破れた壁紙に、市販のクロスシート貼りL字アングルを使い、手軽に補修できました。  アマゾンで検索  L字アングルはホームセンターでは売っていません。困った時はアマゾンで検索です。  「壁紙 補修 L」で検索すると出てきます。  光モール  検索されて出てくるのは、株式会社光モールの壁紙補修材です。  硬質ABS(プラスチック)の厚さ2ミリのL字アングルにクロスシートを貼ったものとなります。  サイズは16x16と22x22の2種類。長さは1000mmと1820mmの2種類。柄は織目と石目の2種類です。現物を確認できず、光モールのホームページでもイメージが掴みにくかったです。  大きい方がより広範囲に対応できると考えて、  織目Lコーナー22x22長さ1820mmを注文しました。  本体620円+送料780円 合計1,400円でした。  ヤマト運輸で到着しました。1,820mmは相当長いと思っていましたが、重量も軽いので、まったく問題ありませんでした。  色は白で、無地の壁紙にはちょうどよいです。柄の織目も壁紙と合っていました。  セメダインかべっ子  接着剤は、アマゾンでセメダインの壁紙補修用接着剤かべっ子を買いました。アマゾンプライムで749円でした。  壁紙補修用と名前に入っているので、よいかと判断しました。  補修作業  破れてほころんでいるところに接着剤を塗布し、補修します。その上にアングルを貼ります。  アングル側と、壁紙の両方に接着剤を塗布します。この接着剤は白色ですが、乾くと透明になるため、多少はみ出ても問題ありません。接着力をあげるために、まんべんなく塗布することが重要です。  塗布したあと、少し乾かします。少し乾かした後で、貼り付けることで、貼付けた直後の接着力が増します。  それから、アングルを壁紙に貼り付けます。前述のように接着剤がはみ出るかと思いますが、それは気にしないでもよいでしょう。    貼り付け後、剥がれないように、しばらく手で押さえて固定します。少し乾かしたことによる効果がこの工程で生きてきます。  手を離しても、アング

神社巡り 遠江国一宮 小国神社(おくにじんじゃ) 古代の森 静岡県周智郡森町

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 静岡県周智郡森町一宮 に鎮座します。  新東名高速道路 遠州森町スマートICから約7分で到着します。  大己貴命  御祭神は「大己貴命」(おおなむちのみこと) (大国主命(おおくにぬしのみこと)大黒様(だいこくさま)) です。  豊葦原(とよあしはら)の国(日本の国)を稲穂がたくさん稔る豊かな国に造り上げ、天孫に国をお譲りした神様として、「国作之大神」(くにつくりのおおかみ)、「大穴牟遅神」(おおむなじのかみ)とも言われています。  国土経営、諸業繁栄、夫婦和合、縁結び、厄除けなど御神徳の高い神様として崇敬されております。  人皇第29代欽明天皇の御代16年(西暦555年)2月18日に本宮峯(本宮山)に御神霊が鎮斎せられました。都より勅使が差遣せられ、山麓約6kmの現在地に社殿を造営し、正一位の神階を授けられました。  勅使参道  遠江国一宮 古代の森  本神社は、遠江国一宮(とおとうみのくにいちのみや)であり、その神域は「古代の森」として有名です。約30万坪(東京ドームの21個分)の御神域は約200年前から植林が盛んに行われ、全国的にも類を見ない鎮守の森となっています。  家康公の立ち上がり石  静岡県は徳川家康公が浜松に在城したことで知られています。  家康は大正2年(1574年)4月に犬居城攻略の道すがら小国神社に参拝しました。その時に腰掛けて休息したと伝えられている石が境内にあり、「家康公の立ち上がり石」と言われています。  人生の再起をかけて、この石に祈願する人がたえません。  ひょうの木  ひょうの木とはマンサク科の常緑高木で別名はイスノキといいます。  参集殿の裏手にあり、縁結びの御神木として信仰されています。  御祭神の「大己貴命」がひょうの木になる不思議な「ひょうの実」を口に当て笛のように吹いたところ、その美しい音色に感銘を受けた女神が現れ、契りを結んだという言い伝えがあります。  「ひょうの実」は正確には実ではなく、葉に昆虫が寄生し、木質化したものを指します。小さな穴が開いていて、笛の様に吹くことができます。  宝槌(座布団は別です)     マツコの知らない世界で紹介された「宝槌」  福徳円満、開運招福、縁結びの縁起物の『宝槌』は天然の欅

渡辺明頂上決戦を制す! 第90期 棋聖戦のまとめ 渡辺明対豊島将之 渡辺明2冠が3勝1敗でタイトル奪取

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 第90期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第4局が7月9日行われ、渡辺明2冠(王将、棋王)が136手で、豊島将之棋聖を破り、対戦成績を3勝1敗として、棋聖のタイトルを奪取しました。  棋聖戦五番勝負第4局は新潟市の「高志の宿 高島屋」で、午前9時より行われました。持ち時間は各4時間豊島将之棋聖の先手で始まりました。  これまでの成績は渡辺明の2勝( 第2局 、 第3局 )1敗( 第1局 )です。豊島将之棋聖はカド番にてこの対局をむかえました。  まず、指し始めの4手目、後手4四歩で、渡辺明二冠は角交換を拒否しました。これが、渡辺の意表をつく作戦でした。豊島将之棋聖はそれに動じずに対処して、作戦の幅の広さを感じられました。  渡辺明二冠は雁木に組んでいきます。それに対して先手の豊島将之棋聖は29手目4五歩と10時前の早い時間から駒をぶつけていきます。  戦いは8筋で行われ、豊島将之棋聖が後手8七歩を受けずに7四歩と踏み込みましたが、渡辺明二冠は8七と、8八銀と押し込んでいきます。  渡辺明二冠が攻めて、豊島将之棋聖が守るという展開が続いていきます。  豊島将之棋聖もカウンターを決めようと飛車を成り込みますが、渡辺明の82手目7四桂という、予想しない手が飛び出して、そこから渡辺明二冠が細い攻めをつないでいき、136手目後手4八角の局面で、豊島将之棋聖が57秒まで読まれて、両手をひざの上に置いて「負けました」と告げました。  対局後のインタビューで渡辺明二冠は  「長くいい状態が続いていて、こういう結果に結びつけることができて良かったと思います。」と語っています。  一方敗れた豊島将之棋聖は  「力不足だったのかなという感じで。第2局、第3局は、あまりチャンスがない将棋だったので。今日の将棋はちょっと調べてみないとわからないですが」と答えています。  第1局は豊島将之が鮮やかな逆転勝利を飾りましたが、第2、第3局は渡辺明が競り勝っています。  番勝負に強い渡辺明新棋聖の強さが光った五番勝負であったと思います。  ちなみに、第90期棋聖戦での藤井聡太七段の成績は、一次予選を勝ち上がり、二次予選の決勝で久保利明九段に負けるというものでした。

神社仏閣巡り はだか祭の神社 愛知県稲沢市 国府宮神社(こうのみやじんじゃ)

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 国府宮(こうのみや)は、愛知県稲沢市国府宮にある神社です。  正式には尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)といいます。  御祭神は 尾張大国霊神(おわりおおくにたまのかみ)です。尾張地方の国霊神(くにたまのかみ)であります。尾張人の祖先がこの地に移住開拓したおり、その日その日を生きていく糧を生み出す根源である国土の偉大なる霊力を神としてお祀りしたものであります。  近くに尾張国の国衙(こくが)(国府)が、あったことから一般には国府宮(こうのみや)と呼ばれています。神社は尾張国府の創始とともに創建されたもので、尾張国の総社とされました。 儺追殿  国府宮はだか祭  国府宮といえば、「国府宮はだか祭」が有名です。  正式には儺追神事といいます。  神男と呼ばれる儺負人に厄災や穢れを負わせ、それらを土餅(どべい)と呼ばれる餅に移して土に埋めることで厄落としをする神事です。  旧暦正月13日の午後に、主に厄男らで構成された下帯姿の裸男たちが、祈念を込めた儺追布を結びつけた儺追笹を国府宮拝殿に担ぎ込んで、数千人の裸男たちで、境内は埋め尽くされます。  裸男たちは神男に触れて、厄から逃れようと凄まじい押し合い、もみ合いが繰り広げられます。揉みくちゃにされた神男が儺追殿へ引きずり込まれるまでが、この祭りのクライマックスです。  儺追布(なおいぎれ)  裸男たちが身につけているハチマキなどをさいたものを、もらうことで厄除けのお守りとなります。儺追布は授与品として、境内で授かることもできます。尾張地方では多くの人が厄除けとして車などにつけています。  ご祈祷  厄除けや交通安全、家内安全、など諸々のをご祈祷をしていただけます。初穂料は5,000円からです。  本殿の左側の社務所の奥にご祈祷の入り口があります。靴を脱いで上がります。すると、障子に囲まれた待合所があります。ここで待っていると、巫女さんが来て名前を呼ばれます。  巫女さんの後について、拝殿に向かいます。  拝殿は大きな板敷きの部屋で、正面の一番高いところにに御神体が祀ってあり、一段上に神主さまがみえます。  祝詞をあげていただきます。願い事と住所氏名を唱えていただけます。  そして、参拝者は玉串を捧げます。  神主さまは大き

藤井聡太速報!久保利明九段に勝利し、第32期竜王戦決勝トーナメントで2連勝!

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 7月5日(金)。関西将棋会館において、第32期竜王戦決勝トーナメント 久保利明九段(43)(1組5位)対 藤井聡太七段(16)( 4組優勝 )の対局が行われ、藤井聡太七段が184手で勝利し、劇的な終盤戦を制しました。  終局時刻は午後11時23分。総手数は184手でした。  勝った藤井聡太七段は23日の次戦で豊島将之三冠(名人、王位、棋聖)と対戦します。また、この対局での勝利で次戦の対局料120万円を獲得しました。  本対局は関西将棋会館「御上段の間」で午前10時より行われました。持ち時間は各5時間。振り駒の結果、歩が4枚出て久保利明九段の先手で行われました。  久保利明九段は前王将で、タイトル7期、棋戦優勝6回、順位戦A級の現代のトップ棋士の一人です。振り飛車党の第一人者で「さばきのアーティスト」と呼ばれています。2018年度、年間最高勝率を目指す藤井七段に年度最終盤で勝ち、記録更新にストップをかけました。対戦成績は久保九段の1勝です。  久保九段は1組初戦で永瀬拓矢七段に敗れるも1組の5位決定トーナメントを勝利し、決勝トーナメントに進んでいます。  藤井七段は4組を優勝し、決勝トーナメントに進出し、2回戦で 近藤誠也六段戦 に勝利し、3回戦に進んでいます。  対局は先手の久保九段の先手中飛車の戦型で進められました。互いに龍(成り飛車)を作りあい、まさにねじり合いという攻防が続きます。  先に優勢になったのは藤井七段でした。しかし、久保九段は攻めをしのぎ続けどちらが勝ってもおかしくない終盤戦が延々と続きます。  最終盤にて、藤井九段の玉が詰むかどうかという場面にて、秒読みの中、久保九段は難解な詰みを読みきれなかったようです。詰将棋選手権5連覇の藤井は間違えずに指しきり、184手目後手5八桂成りの局面で久保九段が投了をつげました。  藤井七段は対局後のインタビューで  「タイトル挑戦を意識する段階ではないが、豊島名人とさせるのは楽しみでいい将棋を指したい」  と次戦の豊富を語りました。  久保九段は「難しい将棋だった」と語っています。  藤井七段は23日の次戦で1組4位の豊島将之名人と対戦し、その対局に勝利すると、1組優勝の渡辺明二冠と対戦します。その対局に勝利すると挑戦者決定三番勝負に進出することになり

神社仏閣巡り 子育ての神様高座さん(たかくらさん) 名古屋市熱田区 高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ) 高蔵遺跡

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 高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ)は、名古屋市熱田区高蔵町にある熱田神宮の境外摂社です。  市営地下鉄名城線西高蔵駅から徒歩5分の場所にあリます。  この神社は名古屋城から熱田神宮に続く熱田台地の上にあります。  祭神の高倉下命(たかくらじのみこと)は、この地域の産土神(うぶすながみ)であり、「高座さま」と呼ばれ、信仰を集めています。熱田神宮とほぼ同年に創祀された古社で、延喜式に名神大社として記載されております。  子育ての神様として信仰が篤く、境内末社の御井社(みいしゃ)で、名高い「高座の井戸のぞき」があります。幼児に井戸をのぞかせると、「疳の虫封じ」になるという信仰です。  高蔵遺跡  高蔵町は高蔵遺跡としても有名であります。貝塚、古墳群などがあります。  去年から今年にかけて、神社の裏の高蔵公園が新しく整備されました。その工事の時に遺跡の発掘調査も行われたようです。  公園の遊歩道には古墳跡の看板が立てられています。  人道の道  公園の東側の大津通には杉浦千畝が少年期に歩いたであろう道路ということで、「人道の道」の碑が立てられています。    夜寒の里  神社の南側道路をはさんだ旗屋小学校の敷地の脇に「夜寒の里」の碑があります。碑には「尾張名所夜寒里」とあり、この地が歌枕の夜寒の元となっていることを説明する教育委員会の看板が掲げてあります。尾張名所図会の掲示もあります。

人質の朗読会 小川洋子 感想・読後レビュー 極限状態での朗読会

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   本作品は『中央公論』にて、2008年9月号から2010年9月号にかけて年4回掲載されました。  2012年度の本屋大賞にノミネートされ、第5位にランクインしました。  単行本は2011年2月25日に中央公論新社より出版されました  2014年に中公文庫化され、同年WOWWOWにてテレビドラマ化されました。(小説の内容について触れていますので、ネタバレに注意してください)    南米のとある国で人質にとられたマイクロバスの日本人ツアー客。  その事件の現場で、録音された盗聴テープ。その中には人質の8人が行った朗読会の声が収録されていた。その朗読会のラジオ番組という形で、この作品は語られる。(8人はもう亡くなっている)  いつ殺されるかわからない極限状態で行われたであろう朗読会。しかし、その中で語られたのは、彼ら人質それぞれの、人生の核となるものを形作ったエピソードの数々であった。  とても平易な語り口調で綴られる物語は彼らがもう亡くなっていることもあり、セピア色の写真を見るようである。  小川洋子の作品の中でも、その完成度の高さからもっとも好きなものの一つです。  小川洋子の特徴のひとつのグロテスクさがあまり前面に出ず、叙情的な部分が際立った作品であると思います。  私は特に「槍投げの青年」が好きです。陸上競技特有のストイックさや、力強さや、繰り返しのルーティーンからの高揚感などが、その文章の中で鮮やかに蘇ります。  第一夜 杖  町の鉄工所独特の喧騒や、匂いや、火花がこの女性の話の中で、鮮やかに表されている。そして、鉄工所の中にある「世界を創造する力」が女性の足を救う。  第二夜 やまびこビスケット  ビスケット工場に勤める女性と整理整頓を信条とする年をとった女性の大家さんの話。アルファベットのビスケットが大家さんと女性をつなぐ役目をする。  第三夜 B談話室  幻のような公民館の「B談話室」。  その中では不思議な会合が開かれている。  僕はその会合に潜り込み、その会合の一員となる。  第四夜 冬眠中のヤマネ  僕とおじいさんと、冬眠中のヤマネの縫いぐるみ。  その縫いぐるみは僕の一部となった。  第五夜 コンソメスープ名人  8歳の私が隣の娘さんのコンソメスープ作りを手伝う。