自分で行う歯の手入れは最も充実した時間
歯の手入れは一番生産的な活動
歯のケアは、面倒であるけれど一番生産的な活動であると思います。
大人の歯は一度抜けてしまうと、もう元には戻らないです。それを防ぐための唯一の方法が、歯の手入れにあるからです。
ですから、それを行う行為は当然最も価値のある行為になるのです。
歯の手入れには少しの時間が必要です。歯の手入れにかけている時間は、ほかに替えることのできない時間であるから、かけがえのない時間であり、うまくコツをつかめば時間をかけただけの効果が得られます。
自分でできる歯の手入れには、歯ブラシで磨くこと、歯間ブラシやフロス(糸ようじ)で、歯と歯の間をきれいに擦ることなどがあります。
歯医者での定期検診
歯医者に定期的に通い、検診を受けることは歯のケアと同様、もしくはそれ以上に重要なことだと思います。
歯磨きは、コツをつかむまでが難しく、歯科衛生士さんの指導なしでは上達しません。
そして、歯科衛生士さんに、歯磨きでは取りきれない歯石や、歯垢を取ってもらうことも重要です。
虫歯でないのに、歯医者に行き、定期検診を受けることは、お金と時間と気持ちに余裕がなければできないことで、そういうことができることは、結果的に一種のステイタスとなりうるものであると思います。
歯医者をサボったために歯が抜ける
私は6ヶ月に一回ぐらいの間隔で歯医者で定期検診を受けています。
一時、忙しさからそれを1年くらいサボったことがありました。
その時は歯磨きも、いい加減にしていました。
すると、知らないうちに下の右奥の歯がぐらついてきて、再び歯医者に通いだした頃は、もう時遅し。2,3回様子を見ましたが、結局抜くことになりました。
歯槽膿漏が原因でした。
この出来事があってから、二度と同じようなことのないようにと心に決め、歯磨きもしっかり行うようにして、歯の定期検診も必ず受けています。
私の歯のケア
まず、歯磨きです。
朝食後、昼食後、寝る前です。
昼食は、ほとんど会社で妻の作った弁当を食べています。その後に会社のビルの流しで歯磨きをします。その時に、1日1回ですが、歯間ブラシも使います。割とまとまった時間がとれるのです。(歯ブラシケースの記事)
歯の磨き方は、なかなか上手くなりませんでした。
歯科衛生士さんに、”どれぐらい時間をかけて磨きますか?”と聞かれて、5分ぐらいと答えると、そんなに時間をかけて磨いてないでしょうと、見破られてしまいました。
何回も歯医者に通ううちに、最近やっと磨き方のコツが少しわかってきました。
歯と歯茎の間に歯ブラシを垂直に当てて、力を入れずに一本ずつ軽くブラッシングすることです。
私は上の八重歯のあたりが歯並びが悪く段差になっています。そこは歯ブラシを立てて段差部に当ててブラッシングします。
奥歯の奥の面も忘れずにブラッシングします。歯の後ろ側に歯ブラシをもっていきます。
歯ブラシについて
歯ブラシは以前は妻の買ってきたドラッグストアの安いものを使っていましたが、今は歯科衛生士さんのおすすめのGUMを使っています。
固さは、以前はかためを使っていましたが、これも歯科衛生士さんがふつうの方がよいというので、それを使っています。
GUMは値段が高いですが、ブラシがしっかりしていて、長く使えます。
交換はブラシが広がってきたら交換するようにしています。
定期検診でのチェック
定期検診は欠かさず受けるようにしていますが、用事ができたりすると、どうしても間隔があいてしまいます。
定期検診では、毎回のように歯の磨き方についてダメ出しを受けます。
歯の磨き方について、指摘を受けることは、人格を否定されているかのように大きなダメージを受けます。
「歯医者さんに褒められる」というテレビコマーシャルのフレーズがありましたが、それは理想的なことです。
本末転倒でありますが、歯科衛生士さんに褒められたくて、歯をしっかり磨いているという面もあるぐらいです。
まとめ
欧米では予防歯科が進んでいるそうです。
歯は一度抜けると、取り返しがつかないので、その価値は一億円とも言われています。
また、最近の研究では歯の健康がいろいろな病気の予防に役立つと言われています。
歯のケアは、少しのお金と労力でできることなので、まめに行うことをおすすめします。
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