マイナポイントの登録方法について
マイナポイント事業とは?
マイナポイント事業とはマイナンバーカード普及に向けた取り組みのひとつです。2020年9月から2021年3月までの7ヶ月間実施されます。
マイナンバーカードを使って予約・申し込みを行い、キャッシュレス決済を提供する決済事業者を通じて、チャージまたは買い物に対して、25%のポイントが着くものです。上限は5,000円相当になります。
登録に必要なもの
マイナンバーカード
数字4桁の暗証番号
マイナポイント事業に登録されている決済サービス
マイナンバーカード
マイナンバーカードの普及を目的とする事業なので必須になります。
まだ、持っていない方は、今から申請しても間にあうと思います。事業の予算が4千万人分です。
通知カードと一緒に送られてきたマイナンバーカード交付申請書と写真があれば、オンラインでも郵送でも申請ができます。申請から交付まで約1ヶ月かかると言われています。
市区町村から「交付通知書」が届いたら、役所の交付窓口にマイナンバーカードを受け取りに行きます。
この時に「数字4桁」のパスワードと英数字6文字以上16文字以下(英字は大文字)の電子証明書用のパスワードを決める必要があります。
(署名用電子証明書暗証番号、利用者証明用電子証明書暗証番号、住民基本台帳用暗証番号、券面事項入力補助用暗証番号 後ろの三つは同じ番号でも可)
これらのパスワードは忘れないように記録しておきましょう。コロナ禍の10万円の定額給付金のオンライン申請時は英数字のパスワードが必要でした。
マイナポイントの予約
マイナポイントの事業者を登録する前にマイナポイントの予約を実行し、「マイキーID」を発行し、それを記録しておく必要があります。決済サービスの選択ができるようになったのが2020年7月1日からで、その前は予約しかできませんでした。
しかし、7月1日以降もこの手順は必ず行う必要があります。
マイナンバーカードはICカードになっているので、ICカードを読み込みできる端末が必要になります。
私はスマホがICカードに対応していたので、スマホで行いました。スマホがICカード非対応な方は、マイナポイント手続きスポットと検索すると手続きができる場所が出てきます。
ローソンやセブンイレブンなどのマルチコピー機、セブン銀行ATM、携帯ショップ、郵便局、家電量販店などいろいろあります。
スマホでの手続き
アプリから必要事項を入力し、マイナンバーカードを読み込ませて4桁の暗証番号を入力します。
マイナンバーカードを読み込ませるのに苦労する
給付金の時も書いたのですが、マイナンバーカードの読み込みはすんなりとはいきませんでした。ネットで調べたスマホとカードの位置関係を間違えのないように固定し、動かさないようにします。少しでも動かすとすぐにエラーが出ます。
おさいふケータイとか、交通系のICカードのように軽く触ればできるようにイメージしていましたが、かなり長い時間(のように感じた)固めておかねければなりません。
必ず出るエラー MKCZ355E
マイナポイントアプリからICカードを読み込むと
「エラー [MKCZ355E] 利用者クライアントソフトのライブラリ読込みに失敗しました。利用者クライアントソフトのインストールを確認してください。」
というエラーが出てきます。利用者クライアントソフトとは JPKI利用者ソフトのことで、google play, app store で入手することができます。
読み込みが完了して手続きが終わると新たに暗証番号が付与されます。これはスクリーンショットでとっておきましょう。
マイナポイント決済サービスの申し込み
次にマイナポイント決済サービスの申し込みをします。
決済サービスはマイナポイント事業に登録されたものに限られます。
電子マネー、プリペイドカード、QRコード決済、クレジットカードなどがあります。上限の5,000ポイントを受けとるためには最低20,000円の利用が必要なので、自分がよく利用するサービスを選びましょう。複数のサービスを選ぶことはできず、一度選んだものは変更できません。私は au pay カードを選びました。
申し込みは予約の時と同じように、マイナンバーカードをカードリーダー(スマホなど)に読み込ませ、暗証番号を入れて行います。
まとめ
申し込みが終了したら手続き完了です。マイナンバーカードの申請からマイキーIDの予約、決済サービスの申し込みまで手間とスキルが求められますが、ネットには情報が多くのっています。わからない場合は、決済サービス事業者に聞いてみたり詳しい人に聞いてみたりしましょう。
増税時のポイント還元事業より複雑で、金額も少ないですが、手間を厭わなければ確実に手に入るポイントなので、行わない理由はないと思います。上限は決まっていますが、機運が盛り上がっていないので、まだまだ間に合うでしょう。(2020年8月時点)
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