DIY 包丁の研ぎ方のコツ 素人が包丁を切れるように研げるまで
長年、包丁を研いできましたが、最近、やっとなんとか切れるレベルまで研げるようになりました。最初はまったく切れなかったですが、そこまでの過程を書いていきます。
関孫六シャープナー
始めは、関孫六のシャープナーを使っていました。砥石が3種類セットされており、その砥石がセットされた溝の間に包丁を引くだけで、研げるというものです。これは、良い製品で、今でも一番最初にこの作業をします。これは、両刃専用なのですが、最初はよくわからなかったので片刃にも使ってしまいました。
これは、ある程度切れるようになる道具です。しかし、プロの主婦である私の家内はその切れ味では満足しませんでした。もっとよく切れることを要求しました。
砥石で研ぐ
そこで、砥石を買ってきて、ネットで研ぎ方を検索し、それを参考に研いでみました。
結果は惨敗です。かえって切れ味が落ちてしまいました。
研ぎの角度 ”研ぎ上手”
研ぐときの包丁を傾ける角度が問題であると認識して、貝印の”研ぎ上手”という、包丁にはさむだけで、適正な角度に保ってくれる補助器具を使うようにしました。これで少し、ましになりました。
研いだ包丁の切れ味の評価
研いだ包丁の最終的評価は妻の感想によるものしかありませんが、それでは自分で評価できないので、新聞紙を切って試し切りするようにしました。(本当は野菜を実際に切ると一番よいのですが)まったく切れない包丁は一枚も切れません。切れるようになると、引いただけで、新聞紙が切れます。
包丁は切るときに、先端から根本まですべての面を使うので、まんべんなく仕上げるのには時間がかかります。先端でも、根本でも試し切りを何度も繰り返します。時間をかけて、試行錯誤の繰り返しです。
時間とともに少し切れるようになる
そのうち時間をかければ、研げるようになってきました。(妻に言わせれば研がないより少しまし、というレベル)
研ぎ上手には助けられましたが、そのうち、勘で角度を決めれるようになりました。そして、片刃もなんとなく研げるようになりました。
まとめ 包丁を研ぐのは職人の技
包丁を研ぐ作業は、職人技と同じであると思います。正解はないので、習熟していくしかないのです。年単位で経験を重ねて、やっと切れるようになるものであると思います。(コツを掴むのが速いひとと遅い人がいるでしょう)まるで、修行のように道を極めていくことになります。
今でも、よく切れる包丁というのにはほど遠いのですが、「切れる」レベルにはなったかと思っています。
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