CASIO 腕時計スタンダード MQ-24-7B2LLJFのレビュー



 CASIOのスタンダード腕時計 MQ-24-7B2LLJF です。
 本体、バンド、ガラス、ベゼルはすべて樹脂製です。日常生活防水。
 アナログの時計が欲しくて買いました。リューズを引っ張ると秒針が止まり、リューズを回すと長針、短針を動かせて、押すと再び秒針が動き出します。とてもシンプルな時計です。

 とにかく安いです。定価は2,900円+税なのですが、私はamazonで958円で買いました。amazonでは日によって値段が変わっているようですが、1,000円を切れば安いといえるでしょう。ちなみに今日は938円で売っていました。(値上がりすることもあるかと思います)

 安いのですが、品質は良いです。
 文字盤の裏のステンレスケースには

 CASIO
 製造番号(?) MQ-24
STAINLESS STEEL BACK
WATER RESISTANT
JAPAN MOV'T EN(意味不明)
CASED IN CHINA

 と刻印されています。

 このJAPAN MOV'Tというのが肝心です。中国で組み立てていますが、時計の心臓部のムーブメントは日本製です、と書いてあるのです。カタログでは精度は平均月差 ±20秒と記されています。時計を電波時計で秒針まで合わせると、数週間たってもほとんど秒針に誤差がでてこないことから、その精度を実感できます。

 バンドも品質が良いです。
 以前、CASIOの工場内を見学するテレビ番組があったのですが、その中で、時計バンドを機械や手で繰り返し曲げ伸ばしする試験を行っていました。このバンドも多分同じような検査をしているのでしょう。2年以上たつのですがバンドに破れはなく、しなやかさも変わらず、最初の状態を維持しています。安い時計はバンドが先に壊れることが多いので、これはポイントが高いです。

 電池交換が簡単です。
 裏のステンレスケースは小さいマイナスドライバーでこじ開けることが可能です。ケースを開けるとボタン電池が見えます。ボタン電池はsr626swです。これは百均でも売っています。細かい作業になるのですが、これを交換して、ケースをはめ込めば電池交換完了です。ケースと本体との間にはシール用のゴムがはさまっていますので、これを傷つけたり、なくしたりしないよう注意しましょう。

 チープカシオは割と珍しい時計かと思っていましたが、近くのスーパーと、地下鉄で同じ時計をしている人を見たことがあります。出回ってはいるみたいです。

 仕事で一日中装着していますが、薄くて、軽くて邪魔にならず、時間も正確なのでとても気に入っています。

 もし、次に買うことがあれば、少し高いですが、同じ機種で黒の文字盤に針と時字がゴールドのMQ-24-1B2LJF(逆輸入品)を買おうと思います。これならば、もっと珍しいでしょうから。

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